あらすじ（第一部）

鬼島（きじま） 空良（あきら）は、ある日、
クラスメイトの高嶋から、とある団地に出る幽霊の噂を耳にする。

また、親友の天生目（あまのめ）の父、泰造（たいぞう）からも
「団地に住む恩人の力になって欲しい」と、その団地の調査を頼まれる。

天生目と共に、噂の団地へと向かう鬼島たち。

そこには、四つ怪談（よつかいだん）と呼ばれる噂があり、
調査に合流した仲間、葉月（はづき）を加え、怪談の現場へと赴く。

謎多き給水塔、霊に取り憑かれた住人など。
立ちはだかる恐怖に、鬼島、天生目、葉月の３人は、
それぞれの持ち味で挑んでいく。

しかしそれはまだ、闇の入口に過ぎなかった。
行く手に待ち受ける、死と呪いの怪異とは？

彼らの命、そして日常が、再び、暗く深い恐怖に蝕まれていく。